ダウンロード狭山事件―46年目の現場と証言 Amazon 伊吹 隼人 4990264339

狭山事件―46年目の現場と証言


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4.5 stars of 5 from 5 Readers

ダウンロード狭山事件―46年目の現場と証言 Amazon 伊吹 隼人 4990264339 - 内容(「BOOK」データベースより) 昭和38年に発生した、女子高生誘拐殺人事件の“謎”に迫るノンフィクション。現地・関係者の“今”を徹底取材!「狭山事件本」の決定版。

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Details of 狭山事件―46年目の現場と証言

Book's Title狭山事件―46年目の現場と証言
Author伊吹 隼人
ISBN-104990264339
Publication's Date2009/03
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Customer's Rating4.5 stars of 5 from 5 Readers
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この書籍に大幅に加筆、増補、改訂をおこなった「検証・狭山事件―女子高生誘拐殺人の現場と証言 (単行本) 」社会評論社、のほうをお勧めします、私は両方買って読みました。
本書は、部落解放同盟中核派などのイデオロギーから距離を置いた立場で狭山事件を論じたもので、その姿勢自体は大変好感が持てるものだ。「部落差別による見込み捜査で石川青年が逮捕されてどうのこうの」「差別裁判粉砕がどうのこうの」といったイデオロギー的なバイアスに満ちた「狭山本」がやたらに多い中、著者は「石川一雄は真犯人ではない」としつつも真犯人が被差別部落民だった可能性までは排除していない。運動家にとっては気に食わないかもしれないが、従来、狭山事件に関してはこういう冷静な視点の本がなさすぎたといえる。その意味で、本書は出るべくして出た本である。不満なのは、石川一雄・早智子夫妻にインタビューまで行なっている割には突っ込みが非常に甘いところである。たとえば──「あの養豚場(石田養豚場。本書では「村田養豚場」という偽名が使われている)は、"いたずらアンチャン"、不良のたまり場、って本に書かれてありますけど、やっぱりそうだったんですか?」と、著者は石川に質問している。よい質問である。しかし、石田養豚場の元従業員だった石川一雄は何も返答せず、その代わりに石田養豚場の関係者でも何でもない早智子夫人が「当時はちゃんとした教育を受けていなかった人や、字が書けなかった人たちも一杯いたし、そんな人たちにも働く場を与えていたっていう、そういう側面もあったと思う」などと返答している。これ、答えになってないだろう。著者は石田養豚場の実態という「事実」を訊いているのに、その実態を知らない人間が「感想」を述べている。話をはぐらかしているんだからもっと突っ込んで訊けよ、と思うが、礼儀正しい著者はそれ以上何も突っ込まない。「当時の報道や本の中では、石川さんを『乱暴者』『不良』みたいに書いてあるものもあれば、『おとなしい人』と書いてあるものもあります。失礼な質問かもしれませんが、実際はどうだったのでしょうか?」とも、著者は質問している。これに対してもやはり石川一雄は返答せず、その代わりに早智子夫人が「報道側は犯人だと思えば、それに合わせて書きますからね……。ある一部分だけを見てすべてを判断するのは間違いだと思うんです」と言っている。これも答えになっていない。そもそも早智子夫人は一雄が55歳で仮釈放されてから初めて一雄と結婚したわけで、事件当時の一雄がどんな人間だったかなど知る由もない。つまり、著者は事件当時の石川一雄の実態という「事実」を訊いているのに、その実態を知らない人間が「感想」を述べている。話をはぐらかしているんだからもっと突っ込んで訊けよ、と思うが、礼儀正しい著者は、やはりそれ以上何も突っ込まない。読んでいて物足りなさを感じる所以である。あんまり突っ込むと部落解放同盟に糾弾されたり、中核派革労協に火炎瓶を投げ込まれたりするかもしれない、という恐怖があるのだろうか。しかし狭山本の著者たるもの、もっと根性の座った取材をして欲しかった。